こども服、布小物のショップ&手作りな日々

2013年4月26日金曜日

ベストスーツ

いとこの結婚式が迫っている。
こういうフォーマルな席での息子の格好といえば、

① 友だちにスーツの三点セットを借りる。

② ニットのベストを着てそれっぽくする。

の二つだったため、今回はがんばって、きちんとした紳士物の生地でベストを作ってみました。
(パンツもね)
洋裁のきちんとした手順を踏んで作っていくと、スーツがいかに高いわけがわかる(最近は激安スーツもあるけど・・結局たいへんな手間をアジアの人に頼んでその値段が実現しているだけだよなあ)
裏地をつけることで発生するいろんな手間。襟ぐりや袖ぐりを星どめするとか、わきも縫い代を裏と本体を縫い合わせるとか・・・。でもねえ、少しずつ段階を踏んで出来上がると、簡単ないつもの服とは比べ物にならない達成感はあるね。
(だいたいね、わたくしごとですが現在足の骨おっちまって、ミシン→アイロン→ミシン→アイロンってうつるだけでたいへんなのよ。)
あああ、ベスト作ってこんなこと言ってるんだから、ジャケットに至っては本当にたいへんなんだろうなあ。まあ、いつか作ってみよう・・・。


ちなみに、このワイシャツもだいぶ前に作ったもの。
ワイシャツも段階がそれなりにあるけど、まあ、手縫いの作業とかない分気分はずっと楽ですよ。

ネクタイは、100円ショップの大人のネクタイをつめました。
大人のネクタイの裏の真ん中で縫い合わせている部分をほどいて、中心線は大人と同じに変えないで、幅をせまくして縫い合わせます。(大きすぎるところはもちろんカットしてください)
長さは、結んでみてためして決めてカットしましょう。
こどもの形ができあがっているネクタイはゴムが見えたり、ほんと安物っぽいから、おすすめです。
(え、100円ショップのネクタイという時点で安物っぽい?そうかもね・・・。そういう人はお父さんのいらないネクタイで試して~)
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2013年4月17日水曜日

服の穴あき、擦り切れの補修

ええ!もう穴開けてきたの・・・ということありませんか?結構買ったばっかりなのに、ということもしばしば。

左のアップリケ、かなり厚手のタイツの補修です。
常に伸びてはくようなものは、伸ばした状態で縫いつけましょう。
子どもに履いてもらった状態で縫えればいいけど、プスっと刺しちゃうこともあるので、状態を確認して何か同じ状態になるように中に入れて縫いましょう。
このとき手頃な太さになるような分量の布にプラスチックのペラペラのA4ファイルを巻いて筒状にしたものを入れると、縫うべきものだけに針が通って縫いやすいです。(できあがってから、中にいれた布まで縫っちゃってるのに気付くのってショックですよね)
そういえば、この前年配の方から、昔は電球を靴下に入れて穴の空いたところを編むようにかがって補修をした話を聞きました。昔はそうやって補修するのは当たり前だったよ~と。勉強になります。

アップリケも手作りです。手作りなら、この形、この大きさの!というものが自在に作れます。
(買うと高いよねえ)
土台になるフェルトにジグザグミシンを一番細かくして(ミシン目をボタンホールの位置ぐらいにして)まわりの縁取りするだけ。フェルトだけでなくハギレの布でもオッケー。
やり始めると結構楽しいですよ。
これは、古くてポケットのところが擦り切れてきました。膝なんかから切れていくことが多いけど、
膝はまだ大丈夫なのに、ここだけ~という状態。
もう少しでポケット自体が取れそう。










こんな感じに補修しました。
ほつれているところまでポケットを本体からはずして、雰囲気が合いそうな布でポケットの上部をくるむような感じで縫い付けました。これでしばらくは大丈夫でしょう~。

もちろん、ほつれている箇所は、アップリケや当て布をする前に、かがってくださいね。
全体的に生地がうす~くなっているときは、裏から当て布をする、接着芯で補強をするなどしてください。

それでもだめなときは、丈を短くするという選択もあります~。(過去のブログ2012年4月22日コーデュロイパンツのリメイクを見てね)




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